BLUE EVER BLUE 878【イヤホンレビュー】

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本記事は以下を目的とします。

BLUE EVER BLUEのイヤホンに興味を持った方へ。BLUE EVER BLUE 878の購入レポートをお届けします。

愛用していたSHURE SE535のハウジングが割れたので、代用としてBEB 878を購入しました。

2カ月使用したので、音質や着け心地について紹介します。

開封の儀

ビックカメラの取り置きで7月に966円で購入。

イヤホンはカナル型。指で触れると指紋が薄っすら付きます。

ケーブルはY字に別れています。

プラグはL型です。

付属品にポーチがありましたが、革が経年劣化で粉が出るので使用に適しません。

イヤーピースは5種類付属しています。イヤホンのノズルは広めでSpinFit CP800は取り付けることができません。

音質

アンダー5000円のイヤホンとしてはかなり好印象です。

音場はイヤホンにしてはかなり広く、籠っている印象は無い。HDSS(High Definition Sound Standard)技術の効果だと考えられます。BLUE EVER BLUEの日本公式ページによると、「HDSS®をひとことで表せば、どのような環境下でも歪や濁りのない自然な音の再生を実現する技術であると言えます。」と紹介されています。自然な音とはありますが、音に対して完全なフラットではなくBEBの味付けは見えました。3Dのような広がりのある印象です。特に、低音が強調されています。

モニターヘッドホンのMDR7506と比較すると、音場は狭いですが細かい音が拾えています。このヘッドホンとの大きな違いは低音の味付けと高音の調整です。低音は太く、ベースの響きが気持ち良い。高音は締まり過ぎず、キンキンせず伸びを感じます。モニターイヤホンとは言えませんが、音質が良いのでSHURE SE535の後継機として常用しています。販売開始時の価格帯が7000円程度のため、そこまで期待していませんでしたが、とても気に入りました。

タッチノイズはそこそこあります。そのため、電車通勤中の使用は向いていません。私は主に、PCでYoutube視聴時か、SwitchでFortniteプレイ時に使用しています。身体を動かさない時の視聴に向いています。

着け心地

1段のイヤーピースを付けているときに、2,3時間くらい着けていると耳穴に圧迫を感じます。しかし、2段のイヤーピースに取り替えたら、あまり圧迫感が無くなりました。1段のイヤーピースで長時間の使用が厳しく感じる方は、2段のイヤーピースやコンプライなどの他のイヤーピースを試すのも一つの手です。

コードは細目で柔らかく取り回しの悪さは特にありません。前述したタッチノイズが大きめな所が少し気になります。コードやイヤホン本体の耐久性については、まだ分かりません。

まとめ

  • HDSS技術によって、3Dのような広がりがある鳴りをする。
  • 完全なフラットではなく低音が強め。
  • タッチノイズがあるので、身体を動かす時の視聴に適さない。
  • 終売価格(966円)なら間違いなく買い。

間に合わせのイヤホンとして安価に購入しましたが、かなり音質が良かったです。本機体はほぼ終売しているので、気になる方はModel 868シリーズなどをチェックしてみてください。

リンク

Mercury Model 878(公式ホームページ)

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