本記事は以下を目的としております。
SwitchのJoy-Conのドリフトを経験された方へ。PowerA社の有線コントローラーの品質と使用感をお伝えします。
Switchを購入して1年経ち、Joy-Conのスティックが左右共にドリフトするようになりました。
2カ月くらいそのまま使用していましたが、Fortniteで勝手に視点移動するなどプレイしづらく我慢の限界です。
そこで、AmazonアウトレットでPowerA Enhanced Wired Controllerの並行輸入品が販売していたので、購入しました。
今回はこのコントローラーを開封レビューします。
開封の儀
「外装に多少の損傷があります.」と記載があったので、外箱から見ていきます。
通常のAmazonの段ボールで届きました。ぱっと見た感じは綺麗に見えます。
若干スレっぽいところはありますが、ほぼ美品です。
下側面に、Amazonアウトレットの検品済みのシールが貼ってあります。写真左下の赤線部が破れており、セロハンテープで補強してありました。それ以外は特に傷はありません。
Amazon.comで購入すると、送料込みで2,845円です。Amazonアウトレットで2,159円で購入出来たので、約25%オフでした。配送にかかる時間を加味すると、悪くない買い物です。
箱を開けると、コントローラー本体、USBケーブル、ユーザーマニュアルの3点が入っていました。
コントローラーの側面にmicro USB type-Bの差込口があります。
コントローラーの裏側の左右にマニュアルボタンが2つあり、真ん中のプログラムボタンのすぐ下に3.5mmのオーディオジャックがあります。左右のマニュアルボタン(AGR/AGL)はプログラムボタンを長押しして任意のボタン(A/B/X/Y/L/R/ZL/ZR/Left Stick Press/Right Stick Press/+Control Button)に変更することができます。
PowerAのワイヤーコントローラーは手に持った感じ、Joy-Conと比べて軽いです。しかし、厚みを感じます。次に使用感を見ます。
使用感
Fortniteと風来のシレン5plusをプレイしました。
使い始めはコントローラーがJoy-Conに比べて大きく感じ、持ちづらさがありました。しかし、2,3時間経つと徐々に手になじみ、ドリフトJoy-Conと比べて格段にプレイしやすくなりました。スティックの反応も気にならず、Fortniteのプレイに影響はありません。このコントローラーでビクロイは取れました。
問題を感じたのは、風来のシレンプレイ時です。ダンジョンの中で、持ち物を選択する際に、スティックを下に倒しているつもりが、左右どちらかにも反応してしまい、意図しない画面に切り替わります。そのため、十字キーで操作をすることが何度かありました。LやR、ZL、ZRなどの押し込みは大して気になりませんでしたが、このスティックの反応は少し残念なポイントです。
スティックを酷使するアクションゲームでは、正直このコントローラーの精度で十分だと思います。2,000円代なら1年置きに買い替えたとしても、7,000円程度するJoy-Conと比べるとコストは5,000円も低いです。コストカットの要因である振動機能やジャイロセンサー、NFCなどは通常のゲームに必要ないと実感できました。Joy-Conはリングフィットアドベンチャーのようなセンサーを必要とするゲーム専用にした方が良いです。
見た目の質感もマットで悪くないです。Amazon.comでは、ゼルダの他に、ピカチュウやメタルマリオカラーなどもあるので、視覚的にも楽しめます。
致命的な欠点は3.5mmオーディオジャックのホワイトノイズです。かなり大きめのノイズが入ります。ゲームに集中すれば気にならなくなりますが、Switch本体に繋げることをお勧めします。
総じて、PowerAのワイヤーコントローラーにはおおよそ良い印象を持ちました。あとは、耐久度がどのくらい持つか気になります。
まとめ
2,000円代で購入できるコントローラーとしては、操作性も難なく良い選択肢です。ホリパッドや中華コントローラーを触ったことがないので比較はできませんが、ファーストインプレッションは悪くありませんでした。時間が経ったら、耐久性を報告します。