本記事は以下を目的としております。
ECM-LV1 ソニーのラべリアマイクの購入を検討されている方へ。商品仕様と録音時の音質を紹介します。
先日 α6300を購入した際に、カメラ用のマイクとしてECM-LV1を一緒に購入しました。
2021年4月に発売された、プラグインパワー方式の小型マイクです。
今回はECM-LV1を開封し、使用感を確かめていきます。
開封
早速開封していきます。
中身はマイク本体、風防、取扱説明書とリファレンスガイドの4点です。
マイク本体にクリップが付いています。
マイクに風防を付けると、収音部を覆ってくれます。
マイクのプラグは白線が2本入った3極です。
そのため、Pixel3aなどスマホのイヤホンジャックに差し込んで、録音に使用することはできません。私はこのマイクを開封してから3極、4極の違いを知りました。Panasonic G8やM75q-1の外部マイク端子で使用できることを確認しました。
スマホ用のマイクとして検討されている方は、そのまま差し込んでも使用できないので、4極プラグのマイクかECM-LV1に併せて変換プラグをお求めください。
ケーブルの長さは約105cmです。長くは無いので、Youtuberのように自撮りをするなら、ワイヤレスの受送信機があった方が便利です。カメラ近くで物撮りして、音声を吹き込む用途であれば、延長ケーブルの必要はありません。ケーブルが硬くなく細身なので、断線を気をつけた方が良いです。
音質
外観を一通りチェックしたので、次に録音して音質を確認します。尚、ECM-LV1はモノラルではなくステレオ収音です。
Panasonic G8で本体マイク使用時とECM-LV1使用時で比べてみます。
Panasonic G8本体マイク
Panasonic G8 with ECM-LV1
Shure SE535で聞き比べると、G8の本体マイクは声が硬くざらざらしています。また、ホワイトノイズのような環境音も声の裏側に大きく拾っています。
一方、ECM-LV1は声が柔らかく明瞭に聞こえます。G8本体のようなホワイトノイズは大きく聞こえませんが、タッチノイズは確認できました。
録れる音に好みはあると思いますが、G8本体だけで録音するよりも、ECM-LV1を使用した方がノイズが少ない聞き取りやすい音が録れました。3000円程度の投資で、そこそこ綺麗に録音できるのでホームユースなら悪くないでしょう。
まとめ
3000円でそこそこ綺麗に録れるので、音質に不満はありません。動画撮影の最初のマイクとしてはアリだと思いました。ただ、ケーブルが短いので取り回しに気を付ける必要があります。ワイヤレスの受送信機などと組み合わせると使い勝手が増しそうです。