本記事は以下を目的とします。
ジョイコンドリフトの修理費用を安く収めたい方へ。自前でSwitchのスティックを交換したので、レポートをお届けします。
こんにちは、とんです。
スイッチのジョイコンドリフトを長い間放置していましたが、リングフィットアドベンチャーやZumbaがやりたくなり、修理を試みました。
スティック交換に利用した修理キットと修理の手順をお伝えします。
修理キット
Amazonでジョイコン修理キット 24in1 ATiCを購入、1480円でした。
内容は画像の通りです。
*Amazonの商品ページ上の画像を引用しています。
今回修理に利用した工具は、1×1.5+ドライバー、1×1.5Y字ドライバー、ピンセット、三角ピックの4点です。
交換用スティックは初期不良無く、2つの交換で済みました。
修理キットの選定理由ですが、以前ATiC製のタブレットスタンドを使用したことがあり、特に難なく利用できたのでジョイコン修理キットを試すことにしました。
実践
まず、左の黄緑色のジョイコンから修理します。
最初にジョイコンを裏返して、1×1.5Y字ドライバーで4つのネジを外します。
取り外したネジは後で同じ箇所に組み立てられるように、ひとまとまりで置きます。
三角ピックで、L・ZLボタンの反対側の隙間から上に向かってガワを開きます。
ガワはジョイコン本体とケーブルでつながっているので、引っ張ってはいけません。
バッテリーを真ん中から引き上げ、取り外します。
バッテリーは接着テープで固定されているので、取り外す時の勢い余ってコードを損傷させないように気を付けます。
1×1.5+ドライバーで5つのネジを外します。
ZLボタンの機体と基板がフラットケーブルでつながっているので、ピンセットでフラットケーブルを取り外します。
フラットケーブルのねじれ方を覚えておくことをお勧めします。
フラットケーブルを取り外します。
スティック本体のネジを外します。
黒い敷紙のようなものがずれない様に新しいスティックを取り付けます。
あとは逆の手順で取り付けていくだけです。
フラットケーブルを取り付ける際には、黒い部分のロックを一度持ち上げて解除し、取り付けた後にロックを下ろします。
組み立てる時に、ジョイコン本体やボタンなどがかみ合っているかどうか確認してください。
場合によっては、プラスティックの箇所が割れる恐れがあります。
元の形に戻れば完成です。
次に、右の水色のジョイコンを修理します。
バッテリーを外すところまでは左のジョイコンと手順は同じです。
ネジ3つと鉄の板のようなものを外します。
スティックのフラットケーブルとネジを2つ外します。
スティックを取り付けたら、あとは元通りに組み立てるだけです。
お疲れさまでした。
初めて交換しましたが、左右合わせて大体1時間くらいかかりました。
慣れてくれば、20分程度で直せそうです。
念のため、スティックの補正をします。
スティックの補正は設定-コントローラーとセンサー-スティックの補正より行えます。
動作に問題が無ければ、以上で修理作業終了です。
まとめ
- ATiC製の修理キットで、1480円でジョイコンのスティックを修理できた。
- 修理にかかった時間は約1時間。
- 細かい作業があるので、壊さないように注意が必要。
修理後にリングフィットアドベンチャーやフォートナイトを遊んでみましたが、特に問題なく動作しています。
機械修理初心者でもなんとかなったので、もっと早く直せば良かったです。
新品を買わずにスティック不良のジャンク品を買ってきて、直して使うのもアリだと思いました。
本記事が参考になれば幸いです。